PEPS特集号「高精細地形地物情報の地球科学的応用」

Posted by yuichi hayakawa on 9/18/2017 with 1 comment
JpGU(日本地球惑星科学連合)の発行する国際学術誌であるPEPS(Progress in Earth and Planetary Science)において、高精細地形地物情報に関する特集号の編集が進められています。

"High-definition topographic and geophysical data in geosciences"
Associate Editors
Yuichi S. Hayakawa (The University of Tokyo)
Thad A. Wasklewicz (East Carolina University)
Hiroyuki Obanawa (VTI / The University of Tokyo)
Shigekazu Kusumoto (University of Toyama)
http://progearthplanetsci.org/speps_j/004.html

call for papers のページはこちらでした:
http://topography.csis.u-tokyo.ac.jp/resources/160501_speps/index.html

NHESSの無人航空機と自然災害の特集号とほぼ同時並行ですが、こちらも原稿が着々と出版されつつあります。
従来のクローズドな査読プロセスなので、査読中の論文リストが公開されることはありませんが、これまで以下の3編の論文が出版されました。

JpGUが主体の雑誌のため、やはり日本からの投稿が圧倒的に多いのですが、それ以外の国からも当然ながら投稿はあり、いずれご紹介できると思います。
高解像度地形情報に関しては類似した特集号も他の雑誌で数多く企画・出版されているのですが、ここでは、地表面に限らず、地球物理的な地下構造まで対象に含めていることがひとつの特色になります。また、「高解像度(high resolution)」と言わずに「高精細(high definition)」としているのも、独自の試みです。

なお、PEPSの特集号として表示される「SPEPS」とは、Special Call for Excellent Papers on Hot Topicsの略称です。

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