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2026/08/16

開催報告:ひらめき☆ときめきサイエンス2026「ドローンでミニチュア地形をつくろう!-みて、さわって、想像する地形景観-」

小学生・中学生向けワークショップ「ドローンでミニチュア地形をつくろう!」を、2026年8月16日に北大地球環境科学研究院で開催しました。

開催告知はこちら→ https://hdtopography.blogspot.com/2025/07/hiratoki2025call.html

今年も「反転模型」を使った紙粘土工作を主軸としました。

当日の様子を写真で振り返ります。

 
まずは座学。環境計測や3Dプリント、景観復元について学びます。

3Dプリントの地形模型や計測機器(小型無人航空機)を見て、さわって、学びます。

屋外でのデモンストレーション。

屋内に戻って、トイドローンの操縦体験。

ヴァーチャルリアリティ(VR)体験。
崩壊地の現場を仮想空間で体験します。

ランチタイムをはさんで、工作開始。
紙粘土に、パウダーか油を塗った地形模型の「型」を押し付けて、取り外すと、地形模型ができあがります。

熱で軽く乾かしてから、想像をはたらかせて、色を塗っていきます。


グループごとに相談して、作成した地形模型のストーリーを発表します。

未来の博士号、集合!



今年も賑やかに、想像力豊かな作品を創り出すことができました。
身近な景色から、想像の景色まで、幅広く思いを巡らせてもらえたと思います。
ぜひ、今後の学びに活かしてもらえたら嬉しいです。


<過去の開催>

2024/06/26

開催告知:ひらめき☆ときめきサイエンス2024「ドローンでミニチュア地形をつくろう!-みて、さわって、想像する地形景観-」

ひらとき、今年も夏休みに開催します。ミニチュア地形で自然景観のむかしと今、そして未来を想像しましょう。

ドローンでミニチュア地形をつくろう!
-みて、さわって、想像する地形景観-

日時:2024年8月11日(日)10:00~16:00

対象:小学5・6年生、中学1・2年生

定員:20名(先着順)

場所:北海道大学地球環境科学研究院 D101講義室

講師:早川裕弌(北海道大学地球環境科学研究院)・小倉拓郎(兵庫教育大学学校教育研究科)

「雄大な自然」は一見、変わらずにずっとそこにあるように思われるかもしれません。しかし、自然の景観は実は、日に日に少しずつ、また時には急激に、変化をし続けています。たとえば今年、千葉で起きた地震で、海岸の雀島は大きく形を変えてしまいました。このワークショップでは、活用の広まるレーザ測量や無人航空機による高精細地形情報の基礎を学び、現場で得られた3Dデータを使って、自然景観のミニチュア模型を作ります。色を塗ったり、3Dプリントと比べたりして、「見た感じ」「触った感じ」をじっくり観察しましょう。そして、変わりゆく地形景観を体感してください。

お申し込みは日本学術振興会ウェブサイトからお願いいたします。

https://www.jsps.go.jp/hirameki/

※過去の開催

2023/06/04

開催告知:ひらめき☆ときめきサイエンス2023「ドローンでミニチュア地形をつくろう!-みて、さわって、多次元高精細地表情報-」

「ひらとき」が帰ってきます!今年は久しぶりの夏休み開催。ミニチュア地形で景色のうつりかわりを感じてください。


ドローンでミニチュア地形をつくろう!
-みて、さわって、多次元高精細地表情報-

日時:2023年8月20日(日)10:00~16:00

対象:小学5・6年生、中学1年生

定員:20名(先着順)

場所:北海道大学地球環境科学研究院 D101講義室

講師:早川裕弌(北海道大学地球環境科学研究院)・小倉拓郎(兵庫教育大学学校教育研究科)

内容:活用の広まるレーザ測量や無人航空機による高精細地形情報の基礎を学び、現場から得られた3Dデータを使って、自然景観のミニチュア模型を作ります。3Dプリントを比較したりして、視覚や触覚で景観の3次元構造を感じましょう。また、異なる時期の模型を見比べて、地形の変化を理解し、日々変化している自然景観を体感しましょう。

お申し込みは日本学術振興会ウェブサイトからお願いいたします。

https://www.jsps.go.jp/hirameki/

※過去の開催

2022/01/20

開催報告:横浜市立千秀小学校特別授業2021

今年度も、田谷の洞窟保存実行委員会の小大連携授業の一環として、横浜市立千秀小学校で出張授業を実施しました。その様子を写真で振り返ります。

早川「身の回りのいつもの景色をいろんな目線で見てみよう」

写真測量の原理を説明。右目と左目で見え方が違う??

田谷の洞窟・里山の計測成果を点群データで表示。

調査で活躍しているドローンにもさまざまな種類のものがあります。

今年度は、少し作業を行ってもらいました。
ワークシートに、地形の縦断面・横断面を描いてもらいました。


小倉「デジタル地図をつかってみよう!」(2022.01.18)

「デジタル地図を使ってみよう!」ということで、GISの原理や地理院地図の利用に関する実習を行いました。

久々の小学校での授業。こちらも楽しくなってきます。

今年度より文部科学省の「GIGAスクール構想」が始まり、児童たちは全員タブレット端末を持っています。この環境を生かして全員で地理院地図に触れてもらう。

過去の空中写真との比較、地形分類、土地利用、陰影図と標高、断面図や3D表示…
意外とまだ身の回りの環境のことも、調べてみると新たな発見が出てくるかもしれませんね!

2021/06/30

開催告知:ひらめき☆ときめきサイエンス2021「ダンボールで島と滝をつみあげよう!~さわってわかる高精細3D情報~」

ここのところ毎年開催している、小学校高学年向けのワークショップを、今年度も開催いたします。冬休み中の12/26を予定しています。なお、新型コロナウイルスの感染症の拡大状況によっては、今後日程や内容が変更される可能性がありますこと、ご承知おきください。


2021/03/08

開催報告:横浜市立千秀小学校特別授業「洞内イラストガイドカード制作プロジェクト」

 横浜市立千秀小学校にて特別授業「洞内イラストガイドカード制作プロジェクト」を実施しました。田谷の洞窟保存実行委員会が小学校と協力して実施し、2021年3月8日(月)には本プロジェクトの早川も授業に参加しました。


児童の皆さんは、今年に入ってから田谷の洞窟へ行き、
グループに分かれて洞内の彫刻をスケッチしました。

スケッチを見ながら彫刻刀で版画を掘っていきます。
修行僧が洞窟を手で「掘った」ように、その感覚を彫刻刀で追体験してもらいます。

できあがった版画は、卒業式でお披露目されるとのことです!
また、これを用いた洞内イラストガイドカードを
田谷の洞窟保存実行委員会で作成されるようです。
完成が楽しみですね!

教室の後ろに、小型LiDAR(Livox)のハンズオンコーナーを設置しました。

児童の皆さんはリアルタイムで動きを捉えているレーザのデータに興味津々!?

これまでの活動については、田谷の洞窟保存実行委員会ホームページをご覧ください。

2020/10/30

開催報告:横浜市立千秀小学校出張講義2020「UAV(ドローン)を使った環境計測~火山、海岸、里山、川~」開催報告

2020年10月26日(月)、本プロジェクトの早川が、横浜市立千秀小学校6年生を対象に、ドローンを用いた環境調査について出張講義を行いました。この取り組みは今年で4年目になります。児童たちは、来月に修学旅行で日光へ行く予定です。今年は、華厳の滝についても詳しく話題提供しました。

田谷の里山の3Dプリントも活躍。


小学校校区を俯瞰してみる。

華厳の滝についての解説。修学旅行で見ておくべきポイントは…!?


田谷の洞窟保存実行委員会+横浜市立千秀小学校の小大連携プロジェクトでは、今年は田谷の洞窟の内部の浮彫レリーフを解説する「解説カード」をの制作を実施する予定です。児童にデザインしたカードをデザインしてもらい、田谷の洞窟に来た拝観者が、このカードを持って歩きながら洞窟内の詳しい解説を知る事が出来るようになるような仕組みになるよう、準備を進めています。詳しくは、田谷の洞窟保存実行委員会のホームページをご覧ください。

2020/02/14

開催報告:横浜市立千秀小学校 田谷周辺における被災状況地形模型の制作

2020年2月14日(金)、本プロジェクトの早川と小倉が、横浜市立千秀小学校6年生の総合的な学習の時間にて、地域防災に関する授業に参画しました。
横浜市立千秀小学校・田谷の洞窟保存実行委員会による環境教育の実践は今年度で3年目。今年度は、1年目に制作した田谷地域の大型地形模型に、昨年甚大な被害をもたらした台風15号・台風19号の被災状況をマッピングするという取り組みです。
※今年度のこれまでの取り組みは田谷の洞窟保存実行委員会HPにて詳しくまとめられています。

授業は図工室で実施。クラスを4班に分けて、担当した地域の被災状況を調べました。
この時間以前に、横浜国立大学の守田正志准教授と研究室の院生・学生らが、模型製作にかかわる授業を行っておりました。

児童たちは、まず台風が通り過ぎた後の地域の様子について聞き取りや現地観察を行い、地域で起こった小さな変化についてまとめました。
ex. 植木鉢が倒れた、浸水した、風邪で信号が傾いた など…

その上で、その現象が発生した場所について地図と地形模型を見比べながら、地形模型にマッピングしていきます。

模型の上の道やピクトグラムは児童らが作成し、貼り付けました。
また、低地には横浜市栄区のハザードマップから浸水予想エリアを抽出し、貼り付けました。

できた模型がこちら!!

この模型から、防災・減災について考えていきます。

児童たちは、上から見たり、横から見たり…
ピクトグラムと地形との関係などを考えていきます。

授業では、本プロジェクトの早川・小倉と、守田先生、田谷の洞窟保存実行委員会の田村裕彦さんを交えて、田谷地域で発災した箇所の特徴に関する考察を行いました。

浸水被害が大きい場所は、どんな地形であったのか?
風の被害が大きいのはどのような特徴があるのか?
山のかたちが違うのはなぜなのだろうか?
また、それぞれの土地利用はどのようなものであったのだろうか?

1時間かけてゆっくり議論し、模型製作のまとめとしました。

最後に、教室で給食をいただきました!
児童たちは授業以外では見られなかった先生方の素顔も見られたかも??
大盛況のうちに、ごちそうさまでした!の挨拶を終えて、次の授業の準備です。


参考URL

2019/09/27

開催報告:横浜市立千秀小学校出張授業

2019年9月27日に、横浜市立千秀小学校第6学年の児童を対象に、本プロジェクトの早川が測量や自然環境に関する出張授業を行いました。今年で3年目になります。

授業の様子。華厳の滝の3Dモデルに児童のみなさんも興味深々。

授業には、一昨年の6年生が作成した校区内の大型地形模型も活躍。


今年は測量の話題に加えて、東京の古環境や災害の話についても話題提供しました。


「はい、指を目の前に出してください」
視差についての学習。

本授業の前日には、本プロジェクトの小倉が、担任の庵原先生と2学期・3学期の今後の指導計画について議論しました。


 児童たちは、2学期・3学期を通して、総合的な学習の時間に各自テーマを設定して調べ学習を行います。本プロジェクトも参画している田谷の洞窟保存実行委員会の研究者たちが、専門分野から見つめる校区について児童たちに授業を実施する予定です。今年度の調べ学習では、どのようなテーマが出てくるのでしょうか?とても楽しみですね!

2018/08/18

開催報告: ひらめき☆ときめきサイエンス2018「ダンボールで島と滝をつみあげよう!~さわってわかる高精細3D情報~」

夏の厳しい暑さが少しやわらいだ8月下旬,「ひらめき☆ときめきサイエンス」のプログラムとして,ダンボールを使った3次元高精細地形情報の工作ワークショップを実施しました。


「高精細地形情報」というのは,最近流行のドローン(小型無人航空機:UASもしくはUAV)や,レーザ測量などの手法により得られる,これまでにない細密さをもつ3次元データです。本プロジェクトでは,地球科学や自然地理学の関連分野で,その先進的な手法を用いた現地計測,およびデータ解析から成果表現までを,一連の流れとして研究しています。本ワークショップにおいても,データの現地計測の場面紹介から,調査機器を見て触る機会も設けつつ,実際に小型のドローンを室内で飛行させるといった経験もしてもらい,その上で,異なる時期に得られた3次元データの特徴を生かして,海岸侵食が急速に進行している雀島(千葉県いすみ市)の計測に基づく2時期のモデルをダンボールで作成することにしました。

午前にはまず,研究目的や手法とその結果などについての解説を行い,続けて調査機材(レーザスキャナや小型〜大型のドローン,さらに印刷中の3Dプリンタ)の見学やタッチ&トライで,データ取得の流れを体験してもらいました。さらに昼休みにはトイドローン(小型軽量で衝突しても安全なドローン)を受講生に実際に操縦してもらいました。こうして徐々に受講生のヴォルテージが上がってきました。

座学が始まります。
机の上に積まれたダンボールが,この後どうなるのでしょうか・・・?

測量機材や3Dプリントされたものの説明を受け,触ってみます。

昼休み,トイドローンをひとりひとり操縦してみます。

午後,いよいよダンボールを用いた工作の開始です。まずは3Dモデルのスライス画像がプリントされた紙を,ダンボールにスプレーのりで貼り付けていきました。そして長い道のりだったのが,紙上のスライス画像に沿って,ダンボールごと切り抜いていく作業です。受講生は各種のカッターやハサミを駆使してダンボールの切り抜きに挑みましたが,なかなか苦心していた様子でした。


ダンボール切り抜きに真剣に取り組む受講生。

みんなで作業。

しかし,徐々に終盤に近づき切り抜かれたパーツが揃ってきて,仮組みで重ね合わせて積み上げの完成予想を行うと,ゴールが見えて一気に気力を取り戻した雰囲気になりました。最後に,切り抜いたパーツの裏面にひとつひとつスプレーのりをふきかけ,丁寧に位置を合わせて重ねていくと,島の巨大なダンボールモデルが二つ完成しました。


少しずつパーツが出来上がってきました。

 パーツを順に並べてみます。

仮組みしてみます。でかい!

パーツごとにスプレーのりを吹きかけます。

ダンボールモデル完成!
左は2016年,右は2014年の計測データに基づくもので,違いを見て触って確かめます。

この二つは,2年の間隔をあけて計測されたデータに基づくものであり,波による侵食や落石等によって形の変わった二つのモデルを見て,触って,どこがどう変化したか,またそれはなぜか,といったことを議論しました。最後に一人ずつ修了証を配布し,完成したダンボールモデルとともに集合写真を撮影して,本ワークショップは無事に終了しました。
集合写真。作成した雀島のダンボールつみあげモデル(“しまつみ”)とともに。

今後も同様なワークショップを,継続的に開催していきたく思います。ちなみに今回,日光・華厳滝のダンボールモデルについては,自宅学習用にキットとして持ち帰ってもらいました。こうした制作キットも今後各種作成し,配布することも計画しています。

お持ち帰りとした制作キット(華厳滝のダンボールモデル“たきつみ”A5版)の完成品。

もし,本ワークショップに関してご質問,ご要望等がありましたら,topography <アットマーク> csis.u-tokyo.ac.jpまでお問い合わせください。