新着論文:総合的な学習の時間を活用した地理・地形教育の実践 -地域文化資源を用いた小規模公立小学校への地域学習から-

Posted by Takuro Ogura on 3/29/2021 with No comments

 日本地形学連合の機関紙「地形」に、本プロジェクトの早川と小倉が連名の論文が採択されました。

 田村裕彦・早川裕弌・守田正志・小口千明・緒方啓介・小倉拓郎(2020.12)総合的な学習の時間を活用した地理・地形教育の実践-地域文化資源を用いた小規模公立小学校への地域学習から-.地形, 41-4, 343-361.

 田谷の洞窟保存実行委員会の活動の一環で行われている横浜市立千秀小学校における総合的な学習の時間・特別授業について、授業実践の経緯・内容を記録したものです。
 地形鮮明化プロジェクトでは、2017年度よりこの活動に参画し、田谷の洞窟の地上レーザ測量成果を使った洞窟輪切り断面模型の制作、航空レーザ測量成果を用いた田谷地域の大型地形模型の製作、横浜市栄区洪水ハザードマップを大型地形模型に重ね合わせた災害被害立体模型の製作に関わってきました。



ちなみに、今号の地形の表紙には模型製作実習の様子がうつっています