NHESS特集号「自然災害のモニタリングと防災のための無人航空機の活用」
Posted by yuichi hayakawa on 9/18/2017 with No comments
EGU(欧州地球科学連合)の発行する学術誌NHESS(Nat. Hazards Earth Syst. Sci.)において、無人航空機と災害に関する特集号の編集が進められています。
NHESSでは、はじめに投稿された原稿がまずNHESS Discussion (NHESSD)として掲載されます。
その上で、interactive discussionという、refereeによる査読とともに、誰でも参加(コメント)できるディスカッションがオンラインで行われます。これを経て原稿の改訂がゆるされれば、著者による改訂が行われ、再度査読が行われた上で、最終的な掲載となります。
上記特集号のページには、多くの投稿があることがそのリストからわかると思います。
うち、これまでに最終的に受理された論文は、以下の2件です。
EGUの雑誌ですが、ヨーロッパに限らず、中国、台湾、日本などからも原稿が集まっています。
今後、査読プロセスが進み、各原稿の掲載が続けば、自然災害における無人航空機のさまざまな利活用を垣間見ることのできる特集号として成立することが期待されます。
ところで、無人航空機の略称としては以下のようにいくつかありますが、この特集号ではRPASが採用されています。
各論文のタイトルではそれぞれ混在していますが、著者や査読者の裁量に任せています。
"The use of remotely piloted aircraft systems (RPAS) in monitoring applications and management of natural hazards"
Editor(s): D. Giordan, Y. S. Hayakawa, F. Nex, and P. Tarolli
https://www.nat-hazards-earth-syst-sci.net/special_issue859.html
Editor(s): D. Giordan, Y. S. Hayakawa, F. Nex, and P. Tarolli
https://www.nat-hazards-earth-syst-sci.net/special_issue859.html
NHESSでは、はじめに投稿された原稿がまずNHESS Discussion (NHESSD)として掲載されます。
その上で、interactive discussionという、refereeによる査読とともに、誰でも参加(コメント)できるディスカッションがオンラインで行われます。これを経て原稿の改訂がゆるされれば、著者による改訂が行われ、再度査読が行われた上で、最終的な掲載となります。
上記特集号のページには、多くの投稿があることがそのリストからわかると思います。
うち、これまでに最終的に受理された論文は、以下の2件です。
- Application of UAV-SfM photogrammetry and aerial lidar to a disastrous flood: repeated topographic measurement of a newly formed crevasse splay of the Kinu River, central Japan
Atsuto Izumida, Shoichiro Uchiyama, and Toshihiko Sugai
Nat. Hazards Earth Syst. Sci., 17, 1505-1519, https://doi.org/10.5194/nhess-17-1505-2017, 2017
- Rip current evidence by hydrodynamic simulations, bathymetric surveys and UAV observation
Guido Benassai, Pietro Aucelli, Giorgio Budillon, Massimo De Stefano, Diana Di Luccio, Gianluigi Di Paola, Raffaele Montella, Luigi Mucerino, Mario Sica, and Micla Pennetta
Nat. Hazards Earth Syst. Sci., 17, 1493-1503, https://doi.org/10.5194/nhess-17-1493-2017, 2017
EGUの雑誌ですが、ヨーロッパに限らず、中国、台湾、日本などからも原稿が集まっています。
今後、査読プロセスが進み、各原稿の掲載が続けば、自然災害における無人航空機のさまざまな利活用を垣間見ることのできる特集号として成立することが期待されます。
ところで、無人航空機の略称としては以下のようにいくつかありますが、この特集号ではRPASが採用されています。
各論文のタイトルではそれぞれ混在していますが、著者や査読者の裁量に任せています。
- UAV: unmanned aerial vehicle
- UAS: unmanned aerial (aircraft) system
- RPA: remotely piloted aircraft
- RPAS: remotely piloted aircraft system
- Drone
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