2023/12/22

発表募集:JpGU 2024 H-TT14 "HIGH-DEFINITION TOPOGRAPHIC SURFACE DATA FOR CONNECTIVITY IN THE ANTHROPOCENE" / 日本地球惑星科学連合2024年大会国際セッション「高精細地形表層情報と人新世におけるコネクティビティ」発表募集

日本地球惑星科学連合JpGU 2024は、2024年5月26日(日)〜31日(金)に、昨年同様、幕張メッセでの対面およびオンラインのハイブリッド形式で開催されます。口頭発表は現地、あるいはZoom経由でのオンラインライブ発表(録画放映も可)、ポスター発表は現地とe-posterおよびフラッシュトークです。本年も、高精細地形情報に関するセッションを開催します。口頭発表は火曜午後(2024/5/28 PM2, 15:30–17:00)、現地ポスター発表のコアタイムは同日夕刻(2024/5/28 PM3, 17:15–18:45)となります。地球人間圏科学セクションからの開催となりますが、あらゆる分野からのご発表を歓迎します。EGUとのJoint Session、および日本地形学連合の学協会セッションでもあります。人間活動との相関にも着目し、「人新世(the Anthropocene)」を主な対象とした、高精細データの利活用を探ります。また、さまざまな現象の相互接続性(コネクティビティ)にも注目し、とくに地面に根ざした接続性「ジオ・コネクティビティ」の視点から、自然現象・人文現象を問わず多様な「つながり」を紐解いていくことを目指します。高精細地形・地物情報のテクニカルな面から応用的な面まで、幅広いテーマでの研究発表をお待ちしています。...

2023/12/02

開催報告:田谷の洞窟 立体レリーフ大作戦!

いつも小大連携授業をしていた横浜市栄区の地域連携ですが、今年度は諸事情により小学校での授業が実施されませんでした。その代わり(?)に、地域遺産としての「田谷の洞窟」の中の壁に数多ある歴史的レリーフ(彫刻)を題材として、立体模型をつくって色を塗るという、ワークショップを行いました。​「田谷の洞窟 立体レリーフ大作戦」基礎調査で取得したレリーフの3Dデータから立体的な型枠をつくって、紙粘土を押さえて「田谷の洞窟立体模型」を作ろう!日時:2023年12月2日(土)13:00~16:00(所要時間約30分)場所:定泉寺(田谷の洞窟)客殿費用:無料(だれでも参加いただけます!小中学生歓迎!)申込:不要(当日定泉寺受付でワークショップ参加をお伝えください!)​備考:当日作った模型はお持ち帰りいただけます。田谷の洞窟保存実行委員会ウェブサイト事前申込不要としたので、どれだけ来ていただけるか、当日になるまでわからなかったのですが、結果的に20名以上の方(小学生13名、保護者10名)に次々と来ていただき、紙粘土でのレリーフ工作と着色をたのしんでもらえました。大盛況! 以下はみなさんの作品のご紹介です。それぞれ、独創的な色づかいで、作品のタイトルもつけていただきました。『こいするクジャク』『ホウホウ』『ししとつばめ』『うみにいるかめ』『どうくつの中にいる...

2023/11/22

開催報告:JGU地形の学校2023 & GEOCONNECTION 2023 Symposium

2023年11月22日(水)に、JGU地形の学校2023「スマホのライダーで高精細に地形環境を測ってみよう!」と、国際シンポジウム「GEOCONNECTION 2023」を行いました。開催告知:JGU地形の学校 https://hdtopography.blogspot.com/2023/10/jgu-school-2023.htmlGEOCONNECTION https://hdtopography.blogspot.com/2023/10/geoconnection-2023.html午前はJGU地形の学校としてのミニワークショップです。スマートフォン(iPhone Pro)に備わったレーザ計測センサ(ライダー Lidar)で、地形環境を測る実演を行いました。座学では、Lidar、GNSSなどの基本から、iPhone Lidarの応用事例を紹介しました。屋外でのデモンストレーションでは、PIX4D viDoc RTK roverを備えたiPhone Proで、高精度計測の実演を行い...

2023/10/27

開催告知:JGU地形の学校2023「低価格ライダーで3D環境計測」

スマートフォンに備わったレーザ計測センサ(ライダー Lidar)で、地形環境を測るミニワークショップを行います。主にiPhone Proを使って、実演を交えた解説を行います。今回は「JGU地形の学校」としての開催です。オンサイト、オンライン両方で行いますので、現地に来れる方も、リモート参加の方も、歓迎です。参加申し込みはこちら(無料):https://jgu-school-2023.peatix.com/また、同日午後には、続けてこちらのシンポジウムもありますので、あわせてご検討ください。GEOCONNECTION 2023https://hdtopography.blogspot.com/2023/10/geoconnection-2023.htmlスマホのライダーで高精細に地形環境を測ってみよう!地形や地表の環境を面的に測る方法は、トータルステーション、写真測量、地上レーザ測量、衛星画像、空中写真、無人航空機など、さまざまなものがあります。本講座では、とくに最近普及してきたスマホ(iPhone...

2023/10/24

開催告知:GEOCONNECTION 2023

さまざまな分野の方を迎えて、国際シンポジウムを行います。その名も「GEOCONNECTION」。ジオ(地表・地球)をベースに、地形、生態、社会などさまざまな自然現象や人間活動を、高精細多層地表情報(HiMESD)を軸に、見えないつながり(コネクティビティ)を見出していければと思います。高精細地形情報シンポジウムの後継という位置づけでもあります。オンサイト、オンライン両方で行いますので、現地に来れる方も、リモート参加の方も、歓迎です。参加申し込みはこちら(無料):https://geoconnection2023.peatix.com/また、同日午前にはこちらのミニワークショップもありますので、あわせてご検討ください。JGU地形の学校2023「低価格ライダーで3D環境計測」https://hdtopography.blogspot.com/2023/10/jgu-school-2023.htmlHigh-definition 3D earth surface data, obtainable...

2023/08/20

開催報告:ひらめき☆ときめきサイエンス2023「ドローンでミニチュア地形をつくろう!-みて、さわって、多次元高精細地表情報-」

小学生・中学生向けワークショップ「ドローンでミニチュア地形をつくろう!」を、札幌の小学校夏休みの最後の日、2023年8月20日に北大地球環境科学研究院で開催しました。開催告知はこちら→ https://hdtopography.blogspot.com/2023/06/hiratoki2023call.html2年ぶりの開催でした。これまでは、例年ダンボール工作を中心としていましたが、今回は「反転模型」を使った粘土工作を主軸としました。当日の様子を写真で振り返ります。まずは、このプログラムに関する「科研費」や、自然環境と3D情報についての話を解説します。自然の景色をどのように「測る」のでしょうか?兵庫から飛んできた小倉先生は、「日本全国3D地形ツアー」を行います。空中パノラマ画像や、3DデータのVR(ヴァーチャルリアリティ)も駆使して地形を体感します。心配された雨も上がったので、外に出て、ドローンのフライトデモンストレーションを。(国交省、北大など必要な許可を得た上で実施しております)...