2022/01/07

JpGU 2022 H-TT14 "HIGH-DEFINITION TOPOGRAPHIC DATA FOR CONNECTIVITY IN THE ANTHROPOCENE" / 日本地球惑星科学連合2022年大会国際セッション「高精細地形情報と人新世におけるコネクティビティ」発表募集

今年の日本地球惑星科学連合JpGUは、2022年5月22〜27日に、幕張メッセの会場とオンライン接続とを併用した、ハイブリッド形式での開催が予定されています。また、1週間後の5/29〜6/2には、オンラインポスターセッションも引き続き開催されます。

本年も、高精細地形情報に関するセッションを開催します。口頭発表はハイブリッド開催期間中の木曜午後(2022/5/26 PM2)、ポスター発表はオンラインポスターセッション期間中の金曜午後(PM2)にコアタイムが設定されております。地球人間圏科学(H)セクションからの開催となります。人間活動との相関にも着目し、「人新世(the Anthropocene)」を主な対象とした、高精細データの利活用を探ります。また、さまざまな現象の相互接続性(コネクティビティ)にも注目し、自然現象から人文現象まで、多様な「つながり」を紐解いていくことを目指します。高精細地形・地物情報のテクニカルな面から応用的な面まで、幅広いテーマでの研究発表をお待ちしています。 

http://www.jpgu.org/meeting_e2022/sessionlist_en/detail/H-TT14.html





2021/12/26

開催報告:ひらめき☆ときめきサイエンス2021「ダンボールで島と滝をつみあげよう!~さわってわかる高精細3D情報~」

小学校高学年向けの1日ワークショップ、「ダンボールで島と滝をつみあげよう!~さわってわかる高精細3D情報~」を、ひらめき☆ときめきサイエンス2021として、2021/12/26(日)に開催いたしました。新型コロナウイルス感染症の状況が心配されましたが、2年ぶりに対面で実施することができました。 

開催告知・ポスターはこちら→ https://hdtopography.blogspot.com/2021/06/20213d.html

当日の様子を写真で振り返ります。


まず、自然環境と3D情報についてのお話を聞いてもらいます。
どうやってみんなの目に入る景色を「測る」のでしょうか?

筑波大学から飛んできた小倉先生からは、日本全国3D地形ツアーが紹介されました。
ドローンで撮った空中パノラマ画像や、3DデータのVR(ヴァーチャルリアリティ)も駆使して地形を体感します。

 
3Dプリントによる地形模型や、ドローン・ライダーなどの計測機器を見て、触って観察します。

VRも画面上で体験できました。

そしていよいよ工作。まずはダンボールに用紙を貼り付けます。

 
そして、ダンボールに貼り付けた紙の通りに切り抜いていきます。

みなさん、黙々と作業。。。

 
パーツができたら、組み上げていきます。



   
3時期のモデルが完成!並べて見比べます。どんどん小さくなってきてる!

どこが変わったのかな?見て、触って、確かめましょう。

最後に記念撮影。
みなさん楽しんでいただけたでしょうか。

また、お土産には華厳滝と羊蹄山(新作!)のダンボールモデルをお持ち帰りいただきました。

目で見て、手で触って、いろいろ体感していただけたと思います。オンラインでは遠隔でも見学できるというメリットはありますが、対面で、実際にモノを手にもってみることで、より理解が深まるといったこともあると思われます。また、来年も開催したく考えております。


過去の開催


2021/12/06

開催報告:JGU秋の学校2021「ドローン計測ステップアップ!〜今すぐ飛ばしたくなるRTKドローン〜」

日本地形学連合「JGU秋の学校2021」が、2021年12月3日(金)、オンライン配信で開催されました。

開催告知・ポスターは[こちら

本講習会は、「ドローン計測ステップアップ!〜今すぐ飛ばしたくなるRTKドローン〜」と題して、UAVを用いた地形計測を実施したことのある人を主な対象に、機体位置のRTK補正が可能なUAV(DJI Phantom 4 RTK)やSfM解析ソフトウェア(Agisoft Metashape)の設定を改めて見直し、精度よく、効率よく測るための運用に関してレクチャーを行いました。

日本地形学連合の学会イベントとなっていますが、地形鮮明化プロジェクトの主要メンバー(内山、小倉、小花和、齋藤、早川)が主体となって運営しています。




講師は全員、防災科学技術研究所のフロアに集まり、講義を配信しました。

また、午後には屋外に出て、野球場でのP4Rのフライトデモンストレーションも実施しました。


講義とともに、現場で観測したデータをその場で処理を進め、実験結果をお見せするところまで行いました。撮影条件・解析条件によって、ドーミングが発生してしまったり、またそれを抑えることができたりすることが、ご理解いただけたものと思います。

今回、88名の参加登録があり、ワークショップ実施中も常に80名以上が参加されている状態が継続していました。大変ありがたいことに、皆様からの強い関心があったことと見受けられます。

これまでの夏・秋の学校では初めてとなる、オンラインでの配信という形態となりましたが、時折通信の不具合などでお見苦しいところもあったかと思われます。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。一方、オンラインだからこそ全国から参加いただけた方も多かったかと思われます。改めて御礼申し上げます。

以下は参加後アンケートからの抜粋です。
  • ハイブリッドは大変かもしれませんが,遠方の参加者が参加できないことがあったと思いますので,そちらのオプションを用意しておくのは有益かもしれません。
  • 気軽に参加できるという点ではオンラインはありがたかったですが、通信状況が悪く聞きづらい点も多々ありました。
  • 午前中の基本的な用語の意味を含めた丁寧な解説があり、最後まで参加することで、初心者にも最近の動向や一連の作業の流れが大変良く理解できて、とても有益なイベントでした。
  • 高さ方向の精度については、丁度困っていたところだったのでドーミングについての検証は、とても参考になりました。
  • Metashapeの設定など実際に見て知ることができとても勉強になりました。
  • プレゼンから今回の学校で伝えたいことがよくわかりました。続編を期待しております。

2021/11/12

開催告知:田谷の洞窟VR体験

11/13(土)に本郷台駅前にて開催されるegao フェスティバル vol.9 (https://peraichi.com/landing_pages/view/egaofes9)にて、田谷の洞窟のVR体験のブースを出展します。概要は、下記となります。このVR体験の基になった地形データは、早川が実施した地上レーザ計測成果によるものです。

日時:11/13(土) 10:30-15:00

場所:JR本郷台駅前

展示概要:

横浜市栄区の田谷山瑜伽洞(田谷の洞窟)における保存活動の一環で取得した環境データをVRで体験できるブースを出展します。※本展示は感染対策を十分にしたうえで、実施します。


出展者:GIS-OER WG ・田谷の洞窟保存実行委員会・地形鮮明化プロジェクト

2021/10/31

EGU 2022 session NH6.4 "Very high resolution proximal remote sensing applications for natural hazards processes and impacts analysis and mitigation" / 欧州地球科学連合2022セッション「自然災害のための超高精細近距離リモートセンシング」発表募集

例年、ウィーンで開催されるEGU(欧州地球科学連合)ですが、来年の2022年大会はオンサイトの対面で行う一方、オンラインでの参加も可能とするかたちで行われることとなりました。期間は2022年4月3〜8日です。従来、無人航空機と自然災害にフォーカスしたセッションを提案してきましたが、来年のEGU22ではセッションスコープを拡大し、UAVも含んだ近距離リモートセンシングという枠組みでセッションを開催いたします。具体的な開催方式は柔軟に対応するといったことですが、オンライン要素もあるため、全世界から参加しやすくなっていると思われます。欧州に限らず、日本を含むアジア、オセアニア、またその他の地域にお住まいの皆様からも、多くの発表をお待ちしております。

https://meetingorganizer.copernicus.org/EGU22/session/43345

NH6.4/G3.11/GI3.6/GM10.6

Very high resolution proximal remote sensing applications for natural hazards processes and impacts analysis and mitigation

Convener: Daniele Giordan

Co-conveners: Oriol Monserrat, F. Nex, Yuichi S. Hayakawa, Niccolò Dematteis

Session details:

The number of possible operative solutions currently adopted to study and monitor natural hazards processes has progressively increased in the last decades. Nowadays, UAV (Uncrewed Aerial Vehicles), terrestrial radar interferometry, and terrestrial digital photogrammetry are among the most diffuse systems adopted to identify precursor elements for detailed hazard assessment and support decision-makers during emergencies.
In particular, the use of these systems is very useful for creating high-resolution 3D models of the study area and monitoring natural hazards processes. The adoption of multi-scale and multi-sensor approaches can be beneficial for studying the same phenomenon from different points of view and can support a detailed description of the studied process and the most critical parameters that can be adopted for its characterization. The availability of many technical solutions represents an additional value, but the lack of defined methodologies can limit these systems' standardized use, particularly during emergencies.
This session aims to explore the use of proximal remote sensing systems in different scenarios related to natural hazards, from the preliminary characterization of possible (dangerous?) processes and the evaluation of the level of risk to the management of the emergency phase and the support of recovery and post-emergency reconstruction.


Abstract submission deadline: 12 January 2022, 13:00 CET

2021/10/12

開催告知:JGU秋の学校2021「ドローン計測ステップアップ!〜今すぐ飛ばしたくなるRTKドローン〜」

日本地形学連合(JGU)恒例のワークショップを「秋の学校」として今年も開催します。
地形鮮明化プロジェクトも2015、2018年の開催に引き続き、本イベントを主催いたします。



[ PDF ]

ドローン計測ステップアップ!
〜今すぐ飛ばしたくなるRTKドローン〜

小型無人航空機ドローン(UAV、UAS)を用いたSfM多視点ステレオ写真測量やレーザ測量は、RTK-GNSSによる機体位置の高精度化などにより、地表変動後の状況把握や変化箇所抽出に応用され、地形学などの関連分野でもより有効なツールとなってきました。本講習会では、ドローンで地形計測したことのある人を対象に、機体位置のRTK補正が可能なドローン(DJI Phantom 4 RTK)やSfM解析ソフトウェア(Agisoft Metashape)の設定を改めて見直し、精度よく、効率よく測るための運用に関する知識を共有します。RTK-UAVの基準局座標はどう取る?GCPはどうすれば良い?そもそもRTKって何?本当に必要?それでも起こるドーミングを抑えるには?こうした疑問に答えを見つけていきましょう。


日程
2021年12月3日[金]
※続く12月4、5日にはJGU秋季大会2021がオンラインで開催されます。

会場
オンライン・リアルタイム配信
(映像配信地:防災科学技術研究所ほか)


話題提供者
内山庄一郎
小倉拓郎
小花和宏之
齋藤 仁
早川裕弌


プログラム(予定)※内容は変更となる場合があります

第1部(午前)座学
・RTK-GNSSの原理と実際
・GCPの有無と作業時間
・斜め撮影&Metashape設定でdoming低減
・繰返し測量の位置合わせ最適化
・迅速なオルソ画像の取得
第2部(午後)実演
・RTK-UAV(P4R)のセットアップ
・ローカル基準局(D-RTK2)の設置
・ローカル基準局・仮想基準局での運用
・GCPを用いた検証
・オルソ画像生成の迅速化
・安全な飛行・運用に向けて


申込み
Peatixからお申し込みください。JGU秋季大会2021との同時申込も可能です。
https://jgu2021.peatix.com/


定員
先着100名

会費


秋の学校のみ

秋の学校およびJGU秋季大会

JGU会員学生

1,000円

1,000円

JGU会員一般

2,000円

3,000円

非会員学生

2,000円

3,000円

非会員一般

3,000円

7,000円


主催・共催
日本地形学連合、地形鮮明化プロジェクト、防災科学技術研究所


連絡先
jgusum [at] gmail.com(JGU秋の学校事務局)



2021/08/30

国立民族学博物館「ユニバーサル・ミュージアム ― さわる!“触”の大博覧会」出展

 国立民族学博物館の企画展「ユニバーサル・ミュージアム ― さわる!“触”の大博覧会」(会期:2021.09.02-11.30)に、早川が関わった展示物が出展されます。

https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/16854


「貝塚の樹」という展示の一角に、縄文海進時の浦尻貝塚遺跡景観を3D地形モデル(木工切削)で表現したものが置かれています。

展示物に「さわる」というのがこの特別展の一番の魅力です。ぜひ、バーチャルでは味わえないリアルな感触を、手にしていただければと思います。



「貝塚の樹」

掘り棒レプリカ・道具展示パネル制作 尾崎耕将(木工職人)

貝塚参考資料 川田強(南相馬市文化財課)

石斧で切ったクリの木提供 御所野縄文公園

石斧レプリカ まいぶんKAN

樹木選定 杉江薫(生け木作家)

洞窟絵画刺繍作品 gwai(服飾作家)

浦尻貝塚地形計測3Dモデル 早川裕弌(地球環境科学)石津勝・渡辺健多(空間デザイン)

制作支援:TIFO東芝国際交流財団

企画制作 : 安芸早穂子


(2021.10.10追記)
あらゆる展示に触って、入って、寝転んで、と可能性の拡がる展示が繰り広げられています!
もちろん我々の展示もばっちり触れます。