ラベル 授業 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 授業 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020/10/30

開催報告:横浜市立千秀小学校出張講義2020「UAV(ドローン)を使った環境計測~火山、海岸、里山、川~」開催報告

2020年10月26日(月)、本プロジェクトの早川が、横浜市立千秀小学校6年生を対象に、ドローンを用いた環境調査について出張講義を行いました。この取り組みは今年で4年目になります。児童たちは、来月に修学旅行で日光へ行く予定です。今年は、華厳の滝についても詳しく話題提供しました。

田谷の里山の3Dプリントも活躍。


小学校校区を俯瞰してみる。

華厳の滝についての解説。修学旅行で見ておくべきポイントは…!?


田谷の洞窟保存実行委員会+横浜市立千秀小学校の小大連携プロジェクトでは、今年は田谷の洞窟の内部の浮彫レリーフを解説する「解説カード」をの制作を実施する予定です。児童にデザインしたカードをデザインしてもらい、田谷の洞窟に来た拝観者が、このカードを持って歩きながら洞窟内の詳しい解説を知る事が出来るようになるような仕組みになるよう、準備を進めています。詳しくは、田谷の洞窟保存実行委員会のホームページをご覧ください。

2020/02/14

開催報告:横浜市立千秀小学校 田谷周辺における被災状況地形模型の制作

2020年2月14日(金)、本プロジェクトの早川と小倉が、横浜市立千秀小学校6年生の総合的な学習の時間にて、地域防災に関する授業に参画しました。
横浜市立千秀小学校・田谷の洞窟保存実行委員会による環境教育の実践は今年度で3年目。今年度は、1年目に制作した田谷地域の大型地形模型に、昨年甚大な被害をもたらした台風15号・台風19号の被災状況をマッピングするという取り組みです。
※今年度のこれまでの取り組みは田谷の洞窟保存実行委員会HPにて詳しくまとめられています。

授業は図工室で実施。クラスを4班に分けて、担当した地域の被災状況を調べました。
この時間以前に、横浜国立大学の守田正志准教授と研究室の院生・学生らが、模型製作にかかわる授業を行っておりました。

児童たちは、まず台風が通り過ぎた後の地域の様子について聞き取りや現地観察を行い、地域で起こった小さな変化についてまとめました。
ex. 植木鉢が倒れた、浸水した、風邪で信号が傾いた など…

その上で、その現象が発生した場所について地図と地形模型を見比べながら、地形模型にマッピングしていきます。

模型の上の道やピクトグラムは児童らが作成し、貼り付けました。
また、低地には横浜市栄区のハザードマップから浸水予想エリアを抽出し、貼り付けました。

できた模型がこちら!!

この模型から、防災・減災について考えていきます。

児童たちは、上から見たり、横から見たり…
ピクトグラムと地形との関係などを考えていきます。

授業では、本プロジェクトの早川・小倉と、守田先生、田谷の洞窟保存実行委員会の田村裕彦さんを交えて、田谷地域で発災した箇所の特徴に関する考察を行いました。

浸水被害が大きい場所は、どんな地形であったのか?
風の被害が大きいのはどのような特徴があるのか?
山のかたちが違うのはなぜなのだろうか?
また、それぞれの土地利用はどのようなものであったのだろうか?

1時間かけてゆっくり議論し、模型製作のまとめとしました。

最後に、教室で給食をいただきました!
児童たちは授業以外では見られなかった先生方の素顔も見られたかも??
大盛況のうちに、ごちそうさまでした!の挨拶を終えて、次の授業の準備です。


参考URL

2018/12/18

開催報告:横浜市立千秀小学校 小大連携授業2018

2018年12月18日(火)に横浜市立千秀小学校にて出張授業を行いました。その様子を一部報告いたします。
本企画は、田谷の洞窟保存実行委員会のプロジェクトの一環として、第6学年の総合的な学習の時間で行われたものです。小学生たちは田谷の洞窟を中心とした地域学習を1年間継続して行っており、その集大成として3学期に田谷の洞窟の大型地形模型を製作します。

この授業は、その導入として、

  • 自分たちの住んでいる地域の地形・地質にはどんな特徴がある?
  • 地形・地理情報を手に入れるためにはどんな手段がある?
という2つのテーマで授業を行いました。
地形・地質概要は小口千明先生(埼玉大学)が担当し、写真測量の手法や環境調査の事例については早川が担当しました。

昨年度の卒業生が製作したこの地域の大型地形模型も活用し、写真測量の原理について学びました。

地上レーザ測量の成果を出力した田谷の洞窟3Dプリントモデルも大活躍。
「"手乗り"田谷の洞窟」かなり細かく再現されています。

地域の地形・地質概要については、小口先生が担当されました。
地理院地図を用いて、地形・地質の見方を養いました。

児童たちは作成した田谷の洞窟の大型地形模型を、卒業式でお披露目する予定です。完成するのが非常に楽しみですね!

―――――――――――――――――――――――――――――

●昨年の報告会の様子(過去のブログ記事)
田谷の里山・地形模型完成披露会

●関連する学会発表
・小倉拓郎・早川裕弌・中田康隆・田村裕彦・小口千明・清水きさら・山内啓之・小口 高.里山景観に関する地理的想像の促進:高精細地表情報と3D地形模型を用いた試み.JpGU2018.
・Ogura,T., Hayakawa,Y.S., Yamauchi,H., Oguchi,T., Tamura,Y., Oguchi, C.T., Aoki,T., Hayashi,K., Use of high-frequency, high-definition topographic 3D data to develop geographic thinking of students. AGU2018.

2018/03/24

参加報告:田谷の里山・地形模型完成披露会

 神奈川県横浜市栄区田谷町には、「田谷の洞窟」と呼ばれる手彫りの洞窟があります。その環境保全に関する研究を、埼玉大学大学院理工学研究科の小口千明研究室と共同で行っております。 本日は、その環境調査の成果報告と、地域の地形情報をもとに、小学生たちが製作した「地形模型」の披露会が行われました。


 地域の小学校(横浜市立千秀小学校)6年生が作成した地形模型です。自分で素材を切って貼って積み上げるプロセスを通して、地域の地形的な特徴を体感することができます。地形模型を見ながら、「このへん水が流れるかもしれないねー」などとお話する児童もいました。


千秀小学校6年生は、総合的な学習の時間で1年間田谷の洞窟について歴史や環境などに関する探究学習を行ってきました。地形模型は、その時間にクラスで一丸となって作成したものです。計12時間配当で実施され、その導入の時間に、地形模型の基となったデータの取得方法や高精細地形情報を利用した環境調査の手法について1月に早川が講義を行いました。UASやTLSを用いたデータ解析手法についての解説はもちろん、3Dプリントモデルを用いた地形の侵食・堆積域の理解促進にもトライしました。
(写真は2月3日に千秀小学校6年1組・総合的な学習の時間で行われた授業風景)


……空き時間にこっそりSfMを用いてざっくり3Dスキャンしてみました。
こちらのURLからモデルを触れてみてください。


当日は部屋がいっぱいになるくらい、地域住民の方々がお越しになりました。


地形鮮明化プロジェクトからは、UASで取得した点群データや3Dモデルの展示、パノラマ画像を用いたVR体験などを出展しました。1年間学習してきた田谷の洞窟の3Dアーカイブデータを、実際にタッチパネルを通して触れてもらいました。


ヘッドセットを装着し、地域の様子について実際に動きながら見てもらいました。


イメージ図です。こちらを俯瞰してVRで見てもらいました。




他にも、地域の高校の総合的な学習の成果報告や、ボランティアによる軽食販売、田谷の洞窟保全実行委員会のあゆみについての展示などが見られました。


 こちらの授業実践の成果については、一部を5月に幕張で行われる日本地球惑星科学連合(JpGU)のアウトリーチセッションで報告いたします。ご興味のある方はぜひいらしてください。