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2021/08/30

国立民族学博物館「ユニバーサル・ミュージアム ― さわる!“触”の大博覧会」出展

 国立民族学博物館の企画展「ユニバーサル・ミュージアム ― さわる!“触”の大博覧会」(会期:2021.09.02-11.30)に、早川が関わった展示物が出展されます。

https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/16854


「貝塚の樹」という展示の一角に、縄文海進時の浦尻貝塚遺跡景観を3D地形モデル(木工切削)で表現したものが置かれています。

展示物に「さわる」というのがこの特別展の一番の魅力です。ぜひ、バーチャルでは味わえないリアルな感触を、手にしていただければと思います。



「貝塚の樹」

掘り棒レプリカ・道具展示パネル制作 尾崎耕将(木工職人)

貝塚参考資料 川田強(南相馬市文化財課)

石斧で切ったクリの木提供 御所野縄文公園

石斧レプリカ まいぶんKAN

樹木選定 杉江薫(生け木作家)

洞窟絵画刺繍作品 gwai(服飾作家)

浦尻貝塚地形計測3Dモデル 早川裕弌(地球環境科学)石津勝・渡辺健多(空間デザイン)

制作支援:TIFO東芝国際交流財団

企画制作 : 安芸早穂子


(2021.10.10追記)
あらゆる展示に触って、入って、寝転んで、と可能性の拡がる展示が繰り広げられています!
もちろん我々の展示もばっちり触れます。






2020/06/20

出前授業(オンライン):フィールドミュージアム体験(アート&アーケオロジー&ジオグラフィー)

以前もお世話になった大阪インターナショナルスクールの生徒(小学1、2年生)を対象に、当プロジェクトの早川がオンラインで出張授業を行いました。

主テーマは「フィールドミュージアム体験」ということで、福島や長野の縄文遺跡からの実況中継を軸に、スライドを使っての考古と環境、地理、景観の解説といったお話が、数回にわたって行われました。

こどもたちは、Zoomの画面を通して遺跡の現場にヴァーチャルトリップし、どのような遺物(モノ)があって、どのように使われていたのかを見学します。また、アーチストによる復原画や、はたまたドローンによる空撮動画・3Dモデルをとおして、何千年も前にそこにいた人々の暮らしを想像してみます。クリやクルミなどの茂る村の周りとそこに潜む動物たち、また近くの川や海から獲れる貝や魚。それらをどうやって採ったのか?何をどのように使って調理したのか?人々はどのように着飾っていたのか?

家の中に居ながらにして、遠くの遺跡を感じることができる。現地からの遺跡や遺物の中継映像、かつての暮らしを再現する復原図像、さらに鳥目線からの3次元的な景観模型と、多様な素材を観察することから、こどもたちはさまざまに思いを巡らせました。

学校ででも、現場ででも、実際にモノを見て、触って学ぶ機会もあると良いですが、それだけでない、オンラインだからこそできることもあります。新しいつながりの試行も兼ねて、このインターナショナルでインターディシプリナリーな授業は執り行われました。







2019/09/01

開催報告:西堀榮三郎記念探検の殿堂夏季特別展「好きを仕事に~小さいことの積み重ね」

西堀榮三郎記念探検の殿堂夏季特別展「好きを仕事に~小さいことの積み重ね」は、おかげさまで9月1日をもって会期終了となりました。ご来場いただいた皆様に感謝いたします。会期終了からしばらく経過しましたので、本展示内容について、写真で簡単に振り返ります。

本展示は、小学校高学年~中学生を主な対象として、地元の河川を研究している2人の若手研究者が、なぜ、どのようにして研究者を目指そうと思ったのかを描いたキャリア教育展です。

入り口には等身大のパネルが!!(お恥ずかしながら…)
ここに、来場者の皆さんに「好き」や「あこがれ」「夢」を書いてもらいました。
このパネルは、展示期間前に撮影したものですが、これがなんと…‥

こうなりました!!すごい!!
お子さんから大人まで、多くの人に書いてもらいました!
集計結果については、こちらの探検の殿堂の(非)公式ブログの記事に記載されていますので要チェック。

2Fに上がると大きなポスターがお出迎えしてくれました。

展示会場です。
左手には愛知川における研究紹介、右手には参画した研究者のヒストリーパネル。
それぞれの研究者はどんなことに興味を持って研究者を目指したのでしょうか?

愛知川の研究紹介パネル。
東京大学CSISと滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの共同研究について
取り組みの経緯や進捗状況をまとめました。
中央にある愛知川扇状地の写真は、本プロジェクトの早川が撮影したものです。
(来年度から使用される東近江市の社会科副教材に使用されるかもしれないそうです)

本プロジェクトの小倉のヒストリーパネル。
「地理が好き」「場所に興味がある」といったものから、
どのようにして博士課程に進学したかをまとめていただきました。
机の前方には…!?

小倉がこれまで愛用してきた高速道路地図や、進学を決める際に執筆した学術論文が!
私は、同じ出版社の地図を購入し、道路の伸び具合や街の形状の変化について見るのが昔から好きでした。

共同研究者の淺野悟史さん(京都大学)のヒストリーパネル。
「虫が好き」が広がり、大学のサークルでのエピソードや博士課程修了後の研究についても描かれています。

大きなアミで蝶をとるそうです。

奥の展示コーナーには、研究をすすめる上での思考段階の紹介を。
論文になると、成果を残すわけですが、ここでは「なぜそれをしようと思ったか?」を
まとめてもらいました。
発想段階で、違うことを考えていて、出てくるとこうなるか!ということも
よくあることですね。

ガラスケースの中には研究に行きついた展示品が。
Phantom2 Vision+、懐かしいですね。

ドローンの映像展示や、漫画も。
学芸員さんに話を伺うと、漫画に興味を持ってくれたお子さんも多かったそうです。

学芸員さんと展示物の制作にかかわる議論で、私も自分の過去を振り返るプロセスを通して、自分の原点を見つめなおすことができました。忘れていた気づきやモチベーションを掘り起こすことができました。研究者は、展示にもあるように流動的で、数年単位で大きな転換点が発生します。その中で、自分のかじ取りをどう進めるのかを考えることで、あらたな道に通ずるのかもしれないなと思いました。
 来場してくださった皆様、そして1月よりお世話になりました西堀榮三郎記念探検の殿堂の小林亜美さん、武藤恭子さん、角川咲江さんに改めて感謝申し上げます。


関連記事・イベント

2019/06/15

開催告知:好きを仕事に~小さいことの積み重ね 西堀榮三郎記念探検の殿堂 夏季特別展

2019年6月26日(水)~9月1日(日)に、西堀榮三郎記念探検の殿堂(滋賀県東近江市)にて「好きを仕事に~小さいことの積み重ね~」というタイトルで特別展示を行います。
本プロジェクトの小倉と滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの淺野氏を例に、二人の「好き」を現在の研究や仕事にどのように生かしているのかを紹介いたします。愛知川での研究紹介パネルもあります。
また、期間中にはUAVのデモフライトや写真測量に関するワークショップも実施いたします。皆様のお越しをお待ちしております。


好きを仕事に~小さいことの積み重ね

場所  :西堀榮三郎記念探検の殿堂
開催期間:2019年6月26日(水)~9月1日(日)
開館時間:10:00~18:00
休館日 :月曜日・火曜日・国民の祝日・7月17日(水)
入館料 :大人(高校生以上)300円,小人(小、中学生)150円
  ※各種割引があります。詳しくは探検の殿堂ホームページをご覧ください。
共催  :西堀榮三郎記念探検の殿堂
     地形鮮明化プロジェクト(代表:北海道大学・早川裕弌)
     GIS実習用オープン教材の開発プロジェクト(代表:東京大学・小口 高)
協力  :滋賀県琵琶湖環境科学研究センター



3Dワークショップ



概要   :ドローンが環境調査にどのように使われるのか?を知ってもらうために、
      ドローンのデモフライトや写真測量による3Dモデルの作成、
      どのような現場で使われているのかを解説いたします。
      参加していただく皆さんにも作業に参加してもらいます!
日時   :7月27日(土)10:00~11:30,13:30~15:00
      7月28日(日)10:00~11:30,13:30~15:00
講師   :小倉拓郎(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
      淺野悟史(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)
対象・定員:各回、小学生を含む親子4組
参加費  :無料
参加登録が必要となります。詳しくは探検の殿堂ホームページをご覧ください。

この告知記事を書いている小倉は、「今の研究をしよう!」と思って大学院・博士課程に進学するまでに、かなり悩んだものです。しかし、幼い頃から「地理が好き」「場所・空間に興味がある」という意識は強く、「それを生かした職に就きたい」という思いは人一倍強かったと思います。
その夢を達成するためにも、様々な人やモノと出会い、影響を受け、この進路選択に至りました。そして、まだその夢を叶えるための道中におります。これから将来どうしたいのか、悩んでいたり迷っていたりするお子さんにぜひ足を運んでいただき、考えるきっかけになると大変嬉しく思います。ぜひお待ちしております。

2019年6月15日 小倉拓郎   

2019/03/10

「愛知川最新研究をさわってみよう!」ギャラリートークの様子:西堀榮三郎記念探検の殿堂

2019年3月9日(土)・3月10日(日)、東近江市西堀榮三郎記念探検の殿堂にて「愛知川最新研究をさわってみよう!ギャラリートーク」を行いました。その様子を写真で振り返ります。

お客さんが来られる前に空撮を行いました!

いつものようにパノラマ撮影もお手の物。
左側は琵琶湖湖岸、右側は鈴鹿山脈です!


SfM多視点ステレオ写真測量を用いた3Dモデル作成も!
以下のURLから「さわって」みてください!

 
階段をのぼると大きな案内板がお客さんを迎えてくれます!

 
壁面にはドローンによる測量の説明
学会で使用したポスター
そして「さわれる」3Dプリントモデルがあります。

ポスターにはこれまでの取り組みについても説明があります。
出展者の淺野さん(滋賀県)が説明中。

さわれるコーナーの3Dプリントモデル、じっくりさわってもらいました。
どんなことを感じ取れたのでしょう?


遠くで見たり、近くで見たり……

河床砂利のハンズオン

アユのシャクリ釣りのハンズオンコーナーもありました。
昔懐かしい川の遊びを体験。

今回展示に協力していただいた探検の殿堂の職員さんたちと
UAVから記念撮影!本当にお世話になりました!

お子さんから90代の方まで50人以上のお客様が来場されました!
さまざなバックグラウンドを持たれた方からお話を聞く中で、愛知川のアユにかける思い、地域を学ぶ意義…
この研究の次の発展先が見えた気がします。
今後も成果を発信しつづけられるよう頑張っていきたいと思います。

展示は3/24まで開催されています、ぜひお越しください!
To be continued...

探検の殿堂(非)公式ブログもチェック!

2019/02/23

「海山に暮らした家族の記憶のカケラ」展とギャラリートークの様子。浅間縄文ミュージアム

浅間縄文ミュージアム特別展「海山に暮らした家族の記憶のカケラ」での、ギャラリートークが2019年2月23日(土)に開催されました。

当日の様子を写真でご紹介いたします。




館の入口

雪がありません。。


展示室入口






遺物はもちろん、イラストレーション、映像投影、布、モビールなど、
さまざまなアーチスチックな展示にまざって・・・





ダンボール立体モデルやドローン空撮パノラマ画像など、
我々の研究成果関連の展示もたくさん並べていただきました。




 
おや、これは・・・

ドローン(UAV)が吊るされていました。





ギャラリートークは盛況!
多くの方にご来場いただきました。




このような素晴らしい機会をくださったコーディネータの安芸さん、浅間縄文ミュージアム館長・堤さんをはじめ、ご協力いただいた皆様方、またご来場いただいた方々に、改めて感謝申し上げます。

展示は3/3まで続いております。
お近くにお越しの際はぜひともお立ち寄りください。