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2021/02/12

受賞:優秀研究動画賞・防災科研令和2年度成果発表会

 本プロジェクトの内山さんが、防災科学技術研究所令和2年度成果発表会にて、ベスト3にあたる優秀研究動画賞を受賞しました。防災科研では、今年度の成果発表会をオンラインで開催し、研究者一人ひとりによる動画での成果研究の発表を行いました。その中で、動画に対する「高評価」を多数いただき、受賞に至りました。




成果発表会動画


研究紹介
内山庄一郎:ドローン災害対応システムGEORIS(ジオリス)の紹介







2020/07/17

調査速報:令和2年7月豪雨による熊本県人吉市および球磨村渡地区の洪水被害の特徴

 本プロジェクトの内山さんが、令和2年7月豪雨による熊本県人吉市および球磨村渡地区の洪水被害状況について調査を実施し、速報を公開しました。以下のURL(防災科研HP)から本文を閲覧できます。


○要旨
 熊本県人吉市および球磨村は、同県南部を西流する球磨川流域の人吉盆地に位置する。この地域の上流側にある6つのアメダス観測点では、2020年7月3日から4日までの48時間で、418.5mmから497mmの雨量が記録された。これは、人吉市総合防災マップ(2017)の浸水想定における雨量(48時間で440mm)と同規模であった。7月3日明け方から降り始めた雨は、7月4日午前0時ころより急激に降水量が増加し、以降、10分間降水量で10mmを超える豪雨が、三度、断続的に発生した。この結果、24時間雨量では50年確率降水量(気象庁HP)を超過し、かつ、球磨川では、既往最大水位(2015年6月6日、4.16m)を超過した。人吉市では7月4日午前5時15分に避難指示が発令されたものの、球磨川やその支流で氾濫が生じ、氾濫流による建物・橋梁の破壊・流失、および浸水による被害が生じた。また、19名の死亡が確認された(7月11日時点)。

 現地調査は7月9日に実施し、被害の様相および浸水深を写真で記録し(以降、実績浸水深とよぶ)、既存の洪水ハザードマップ(人吉市、2017)で示された想定浸水範囲および想定浸水深との対比を行った。この結果、浸水範囲・浸水ともにハザードマップと調和的であったものの、想定浸水範囲は少し外側に広がり、また、想定浸水深が浅いところで実績浸水深が超過する傾向がみられた。このほか、細い水路の周辺で、局地的に高い浸水被害が生じた。また、人的被害は浸水深の深い地区に偏在している可能性が示唆された。

 これらの結果から、洪水ハザードマップは、実際の浸水被害を比較的正確に予測していると考えられる。このことは、洪水対策、避難計画、災害対応における洪水ハザードマップの有効性を示唆している。一方で、既存のハザードマップから、氾濫流による破壊的な被害が生じうること、およびその発生場所を読み取ることはできなかった。局地的な想定浸水深の大幅超過が生じた原因と合わせて、今後の詳細な検討が求められる。
なお、本報告は速報のため、今後の調査・解析により内容を修正することがある。


2020/05/19

新着書籍:新版・必携ドローン活用ガイド―災害対応実践編ー

 本プロジェクトの内山庄一郎さんが、新しい書籍「新版・必携ドローン活用ガイド―災害対応実践編ー」を出版されました。「必携ドローンガイド」シリーズは2冊目となります(1冊目はこちら)。
 この本では、「なぜドローンを飛ばすのか?」「それはドローンで見えるのか?」「広域災害にいかに立ち向かっていくか」という3つの問いに答えるとともに、訓練から現場展開までの道筋を解説されています。
 また、巻末には、災害対応の専門的な観点から、オルソ画像作成する仕組みを解説する附録がついております。
 以下のリンクから購入できます。ぜひ1ユーザーに1冊必携!でよろしくお願いいたします。



2019/12/16

受賞:CSIS DAYS 2019 優秀共同研究発表賞

本プロジェクトの齋藤さんと内山さんが、先日開催されたCSIS DAYS 2019にて、優秀協働研究発表賞を受賞しました。
この賞は、東京大学空間情報科学研究センターとの共同研究成果の発表の中から、特に優れたものを、各セッションから1件選出されたものです。
発表アブストラクトは、以下のURLをクリックしてご覧ください。

齋藤 仁・内山庄一郎 2019. 「多時期のドローン調査に基づく斜面崩壊地と植生回復モニタリング」.CSIS DAYS 2019



参考URL
・参考論文:Saito, H., Uchiyama, S., Hayakawa, Y.S., Obanawa, H., (2018) Landslides triggered by an earthquake and heavy rainfalls at Aso volcano, Japan, detected by UAS and SfM-MVS photogrammetry. Prog Earth Planet Sci 5, 15, doi:10.1186/s40645-018-0169-6
CSIS DAYS 2019
内山さん受賞コメント(防災科研HP)

2019/10/20

開催報告:地理情報システム学会第28回学術研究発表大会ハンズオンセッション「SfM写真測量によるマッピング」

2019年10月20日に、地理情報システム学会内で第28回学術研究発表大会開催されたハンズオンセッション「SfM写真測量によるマッピング」を開催いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

内山さんが作成した資料は、内山さんのResearchmap上で公開しています。
↓以下のURLをクリックしてください。↓z
https://researchmap.jp/?action=cv_download_main&upload_id=282625

また、近日中に「高精細地形情報取得のためのオープン教材」でもGitHub形式で公開を予定しております。公開まで今しばらくお待ちください。


2019/09/22

新着論文:平成26年8月豪雨による広島市土石流災害の被害の特徴

本プロジェクトの内山庄一郎さんの論文が自然災害科学に掲載されました。

内山庄一郎・須貝俊彦 2019. 平成26年8月豪雨による広島市土石流災害の被害の特徴.自然災害科学 38. 57-79.
(クリックするとPDFで本文を閲覧できます)

要旨
2014(平成26)年 8 月20日に広島県広島市で発生した土石流災害について,無人航空機(UAV)撮影と SfM 写真測量により土砂堆積量を計測し,地質による被害特性の差異を明らかにした。人的被害は,谷出口から平均132 m の範囲で発生し,これは建物被害域よりも小さかった。建物被害域は,ホルンフェルス地域よりも花崗岩地域のほうが範囲が大きかった。また,ホルンフェルス地域では,建物が土石流を停止させる働きを示したが,花崗岩地域では,細粒な土砂が建物の間を通って,より遠方まで到達した。これらの結果は,このイベントにおける土石流の到達範囲が,沖積錐の地形発達範囲と同等か,それよりも小さいことを示している。

2019/05/21

ドローンジャーナル・特集:地すべりの研究者が見た「災害時ドローン活用」のリアル

本プロジェクトの内山庄一郎さんのインタビュー記事がドローンジャーナルに掲載されています。必見!

地すべりの研究者が見た「災害時ドローン活用」のリアル

https://drone-journal.impress.co.jp/docs/special/1169150.html?fbclid=IwAR31dY9Km8jhPvShBntykv4P0U6_05jUrcB71EoPsEgdmpA5zt2SdMvNZFE


2018/11/09

新着論文:雪崩災害調査とUAV-SfM

雪崩災害とUAV,SfMに関する論文が出版されました。
本文も下記URLからPDFでご覧いただけます。

内山 庄一郎・鈴木 比奈子・上石 勲・中村 一樹 (2018) 雪崩災害調査へのUAV-SFMの適用: 2017年那須町雪崩災害の事例. 自然災害科学, 37, 119-135.
https://www.jsnds.org/ssk/ssk_37_s.html


2018/04/22

開催報告:迷探偵GNSS~ゼロの誤差を追え~ 防災科学技術研究所一般公開「ぼうさいミュージアム2018」

 本日、防災科学技術研究所にて一般公開「ぼうさいミュージアム2018」が開催されました。こちらの催しの中で、地形鮮明化プロジェクトからは「迷探偵GNSS~ゼロの誤差を追え~」と題して、低価格GNSSを用いた測量体験イベントを開催しました。


かっこいいロゴマークは、製作に2時間かかったそうです。



お手製RTK測量キット。こちらを用いて測量体験を行ってもらいました。
なんと!整理券がすぐに売り切れてしまうほどの盛況ぶりでした!!


まずは内山先生によるGNSSの説明。
測量で使う(本日も使用)「搬送波測位(精度1~5 cm、干渉に弱い)」と
スマホなどに使われている「コード測位(精度5~10 m)」
の違いについて説明。


地球上の位置を測定するGNSSの基本的な概念も、ヒモを使って実演しました。


さっそく測量体験です。
それぞれの持ち場に分かれて、3点の基準点を測位。
問題用紙を配布し、用紙に書かれている座標に最も近い座標を探し出してもらいました。
問題用紙には"謎"が書かれており、丁寧に測量しないと答えが導き出せない仕掛けになっています。

cmオーダーの測量ができるため、「このくらいの広さの違いも測量できるんだ!」と
参加者の皆さんは驚いておりました。精度についても、皆さん数mm程度で計測できており、上出来でした。


※クリックすると動画が再生されます

そのほかにも、プラレールの上にGNSSアンテナを置いて、搬送波測位とコード測位の違いについてのデモンストレーションも行いました。線路は複線になっており、同じ周回をどのように記録されるのかを見てもらいました。

奥に見えるのは固定局です。
搬送波測位は干渉に弱いので、周囲は警備が万全になっております。

このログを見てみると…!?

※クリックすると動画が再生されます

画面左側が搬送波測位、画面右側がコード測位の結果です。
搬送波測位のログは、きれいに円を描いているのが確認できます。
このように、cmオーダー精度で測量が行えるということが手軽にデモンストレーションできました。



ポスターパネル展示などで、GNSSやUASについても説明しました。

 印象としては、小学校中学年ごろのお子さんくらいから非常に熱中して取り組んでもらえたように思えます。中には30分間で5問も解いてくれた(測量してくれた)グループの方もいらっしゃいました!普段何気なく使われている位置計測の技術について、少し理解してもらえたようだと手ごたえを感じました。

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低価格GNSSに関してはこちらの記事もあわせてご覧ください。